第59回 日本ダービー（東京優駿） (G1)

レース展開

ミホノブルボンが隊列をリードする形、その直後にマーメイドタバン、ライスシャワー、ホクセツギンガが続く

ミホノブルボンがハナに立ち、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。2番手にマーメイドタバン、ライスシャワー、ホクセツギンガらが並ぶ。続いて、ウィッシュドリーム、ナリタタイセイ、セキテイリュウオー、ヤマニンミラクルらが5番手の好位につける。その1馬身後ろ、カミノエルフ、ゴッドマウンテン、ゴールデンゼウスらは中団前寄り。マチカネタンホイザとアストロゲートは中団後方の位置取り。スタントマンとブレイジングレッドは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはマヤノペトリュースとサクラセカイオー。少し離れたシンガリにオースミコマンドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京優駿、ミホノブルボンが天資の快足で悠々と逃げ切って世代最強の称号を射止める

先頭はミホノブルボンでリードは1馬身。単独の2番手にライスシャワーが続く。そのすぐ後ろ、マーメイドタバンが3番手。1馬身離れて、スタントマン、カミノエルフ、ホクセツギンガらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進む1番人気のミホノブルボン。そのままミホノブルボンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せた16番人気のライスシャワーが続き、2着とハナ差の3着には、中団の位置から閃光のような末脚を発揮したマヤノペトリュースが入った。そこから4馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたマチカネタンホイザが入線、さらに3馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたスタントマンが食い込み、さらにそこから1馬身3/4差の6着には14番人気のカミノエルフが入った。2番人気のナリタタイセイは中団前目にいたが末脚不発で7着に敗れた。