カタバミ賞

レース展開

シュネルンが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにバリエンテドンナが続く

先手を取ったのはシュネルン。リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にバリエンテドンナが続く。そのすぐ後ろ、シーカーが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ビシュラは中団前寄り。ゴールドハリアーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ハクサンモジャは中団後方の位置取り。その後ろ、コスモフェリークが7番手。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはカトリーヌボヌール。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはティエンラン。しんがりにロゼオランジュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カタバミ賞、ハクサンモジャが中団後方から力感に満ちた差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はビシュラ、シュネルン、シーカーら3頭でリードは1馬身。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭のビシュラが力尽きて後退する中、単独で先頭に立ったシュネルンが粘り続ける。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたハクサンモジャが強烈な末脚を弾けさせてシュネルンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を物にした。2着のシュネルンから半馬身差の3着には、同じく途中から先頭に立ったシーカーが入った。2番人気のゴールドハリアーは中団前目にいたが最後一杯になって7着に敗れた。