第54回 東京新聞杯 (G3)

レース展開

ゴールドメーカーが集団を引き連れる形、直後の位置にミッドタウンとシベリアンホークが続く

ゴールドメーカーが主導権を握る形となり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。2番手にミッドタウンとシベリアンホークが並ぶ。そのすぐ後ろ、キスミーテンダー、マイネルモルゲン、ウインラディウスらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ハレルヤサンデー、スプリングシオン、ジョウテンブレーヴらは中団前目。センターフレッシュとグラスワールドは中団後方の位置。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはダイワジアン、クラフトワーク、サイドワインダー。どん尻にトラストファイヤーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京新聞杯、ウインラディウスがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで重賞ウィナーの称号を奪取

先頭はゴールドメーカーでリードは1馬身。単独の2番手にシベリアンホークが続く。その後ろ、ミッドタウンとウインラディウスが3番手。1馬身離れて、マイネルモルゲンとジョウテンブレーヴが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたウインラディウスが豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、最後方の位置からビュッとキレる脚で猛進したクラフトワークが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を発揮したキスミーテンダーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のサイドワインダーが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、同じく中団後方にいたハレルヤサンデーが食い込んだ。2番人気のシベリアンホークは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。