テレビ埼玉杯

レース展開

ニッポードリームが一団をリードする展開、半馬身離れた2番手にセイカカラーラが取り付く

ハナに立ったのはニッポードリーム。半馬身のリードで一団を牽引。2番手にセイカカラーラが続く。そのすぐ後ろ、ダンノーブル、キオイスマート、クードグラス、タイキヴィーナスらが3番手の好位につける。ニッポーバーディー、オオシマルチア、トライディード、ミュージカル、マイアミブリーズらは中団後方の位置。後方7番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはタケショウムテキ、サクラチトセオー、マイネルロカビリーら3頭。殿にマウントロードとデコレイションがいる隊列で最初のコーナーを通過。

テレビ埼玉杯、サクラチトセオーが圧倒的な差し脚を弾けさせて前の馬たちをアッサリとねじ伏せる

先頭はニッポードリームでリードは半馬身。2番手にセイカカラーラが続く。そのすぐ後ろ、ダンノーブル、キオイスマート、クードグラス、タイキヴィーナス、ミュージカル、マイアミブリーズらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行馬がなかなか止まらない中、3番手から抜け出したのはキオイスマート。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた1番人気のサクラチトセオーが凄まじい末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から目を引く伸びを見せたキオイスマートが続き、2着と半馬身差の3着には、同じく3番手の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切った2番人気のダンノーブルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたニッポーバーディーが入線、さらに1馬身半の5着には、逃げ粘ったニッポードリームが食い込んだ。