レース展開

ケンチャムが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するタイトスクイーズ

先手を奪ったのはケンチャム。リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にタイトスクイーズが続く。続いて、エアーズロックが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはナイキザホープ。その1馬身後ろ、マヤノリージェントは中団前寄り。ユーコーオリンピアは中団馬群の真ん中を追走。マイネルエイワンは中団後方の位置。その後ろ、キヨノアクターが8番手。ハンサムピーアイは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはワラクフォーチュン。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはクリールサンプラス。シンガリにロッドフォンテンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99フレンドリーサドル特別（4）、タイトスクイーズが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の鬩ぎ合いを辛くして物にする

先頭はタイトスクイーズとケンチャムでリードは1馬身。エアーズロックが3番手。1馬身離れて、マヤノリージェントが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立ったのは2番人気のタイトスクイーズ。そのままタイトスクイーズが持久力に富んだ末脚で粘り込みアタマ差で凌ぎ切りトップでゴールインした。2着のケンチャムから5馬身差の3着には、中団前目の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったマイネルエイワンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたエアーズロックが入線した。