第118回 目黒記念 (G2)

レース展開

ニシノサブライムが集団を率いる展開、少し離れた位置をラヴァリージェニオとホットシークレットが追走

ニシノサブライムが先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保ってレースを進める。2番手にラヴァリージェニオとホットシークレットが並ぶ。少し間が空いて、エアセレソンとゴールデンメインが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアクティブバイオ。その1馬身後ろ、アイポッパーは中団前寄り。ダービーレグノは中団馬群の真ん中あたりを追走。ヴィータローザは中団後方の位置取り。その後ろ、エルカミーノとシャドウビンテージが10番手。その直後、トレジャーが12番手。チャクラとタニノエタニティは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。少し空いて、ダイタクバートラムは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはサクラセンチュリー。少し間隔を置いて、後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはファストタテヤマ。どん尻にフサイチランハートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、チャクラが中団後方から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はニシノサブライムでリードは5馬身以上。2番手にアクティブバイオとラヴァリージェニオが続く。その後ろ、ダービーレグノ、エアセレソン、ヴィータローザらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、8番手から抜け出したのは16番人気のトレジャー。そのまま押し切るかに見えたが、11番手にいたチャクラが圧倒的な末脚を爆発させてトレジャーを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のトレジャーから1馬身3/4差の3着には、4番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったダービーレグノが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、11番手で直線を迎えたタニノエタニティが入線、さらにハナ差の5着には、中団にいた1番人気のアイポッパーが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはダイタクバートラムが入った。2番人気のシャドウビンテージは中団後方にいたがいいところなく11着に敗れた。