第34回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

クィーンスプマンテが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するテイエムプリキュア

クィーンスプマンテが逃げる恰好となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にテイエムプリキュアが続く。その2馬身以上後ろ、リトルアマポーラが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、チェレブリタは好位に取り付く。そのあと、ブラボーデイジーが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはジェルミナル。その1馬身後ろ、シャラナヤは中団前目。ピエナビーナスとニシノブルームーンは中団馬群の真ん中を併走。メイショウベルーガ、ブロードストリート、サンレイジャスパー、レインダンスらは中団後方の位置。2馬身以上差があって、カワカミプリンセスは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはウェディングフジコとブエナビスタ。シンガリにミクロコスモスとムードインディゴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、クィーンスプマンテが自慢のスピードをを披露して中距離女王の座を勝ち取る

先頭はクィーンスプマンテでリードは体半分。2番手にテイエムプリキュアが続く。5馬身以上離れて、リトルアマポーラ、ブラボーデイジー、カワカミプリンセス、レインダンス、ブエナビスタらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行する各馬がなかなか止まらない中、抜け出したのはクィーンスプマンテ。そのままクィーンスプマンテが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、2番手の位置から持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたテイエムプリキュアが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置から閃光のような末脚を発揮した1番人気のブエナビスタが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたシャラナヤが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたメイショウベルーガが食い込み、さらにそこから1馬身半差の6着には2番人気のブロードストリートが入った。