第80回 京都記念 (G2)

レース展開

スズタカヒーローが後続を先導、その半馬身後ろにマーブルレリックが取り付く

スズタカヒーローが端をきる恰好となり、体半分のリードで一団を引っ張っていく。2番手にマーブルレリックが続く。その直後、イチヨシマサルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアルファジェス。その1馬身後ろ、スピードヒーロー、プレジデントシチー、パトリオットらは中団やや前。クラウンルイヤーとシンチェストは中団後方の位置。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはメジロボアール。やや差があって、後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはタイアポロ。少し離れたしんがりにテルノオージャがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、シンチェストが直線入り口で先行勢に並びかける攻めの立ち回りで見事V

先頭はスズタカヒーローでリードは体半分。2番手にマーブルレリックが続く。そのすぐ後ろ、クラウンルイヤー、スピードヒーロー、アルファジェス、プレジデントシチー、シンチェストらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた1番人気のシンチェストが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、3番手の位置からものすごい伸び脚を見せたスピードヒーローが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく3番手の位置から圧巻の末脚を披露した10番人気のクラウンルイヤーが入った。そこから3馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたアルファジェスが入線した。