第41回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ドルチェモアが後続を引っ張る展開、その直後を進むサンライズジークとバグラダス

ドルチェモアが主導権を握り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にサンライズジークとバグラダスが並ぶ。その直後、エエヤンとジョウショーホープが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ルミノメテオール、シャンパンカラー、モリアーナらは中団前寄り。オマツリオトコ、メイクアスナッチ、ウンブライルらは中団後方の位置。エイシンエイトとミシシッピテソーロは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはミスヨコハマ。後方2番手の位置で力を溜めるのはシーウィザード。最後方にロードディフィートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、エエヤンが強みである先行力を活かした堅実な競馬で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はドルチェモアでリードは半馬身。2番手にバグラダスが続く。その直後、エエヤンが3番手。1馬身離れて、サンライズジーク、ジョウショーホープ、シャンパンカラー、モリアーナらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた2番人気のエエヤンが息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、中団後方の位置からひと際目立つ伸び脚で追い上げたウンブライルが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでジンワリと伸びたシャンパンカラーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたモリアーナが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方3番手にいた14番人気のミシシッピテソーロが食い込んだ。逃げた1番人気のドルチェモアは粘りを欠いて7着に敗れた。