第41回 ジャパンカップ (G1)

レース展開

アリストテレスが後続を率いる展開、その少し後ろを追走するワグネリアン

アリストテレスが主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして馬群を牽引。単独の2番手にワグネリアンが続く。そのあと、シャドウディーヴァが3番手の絶好位につける。その後ろ、サンレイポケットは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはシャフリヤールとオーソリティ。その1馬身後ろ、ユーバーレーベンは中団前目。コントレイルは中団馬群のど真ん中を追走。グランドグローリーとウインドジャマーは中団後方の位置。その直後、Japanが11番手。続いて、マカヒキが12番手。ユーキャンスマイルは後方6番手で機を待つ。モズベッロとブルームは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。2馬身以上離れて、後方2番手の位置でゆったりと構えるのはムイトオブリガードとロードマイウェイ。殿にキセキがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジャパンC、コントレイルが超凡な差し脚を発揮して最強馬の称号を奪取

先頭はキセキでリードは5馬身以上。2番手にアリストテレス、ワグネリアン、オーソリティらが続く。その直後、シャドウディーヴァとシャフリヤールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはオーソリティ。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいた1番人気のコントレイルが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、2番手の位置から迫力満点の伸びを見せたオーソリティが続き、2着と1馬身半差の3着には、5番手の位置から息の長い末脚を発揮した2番人気のシャフリヤールが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたサンレイポケットが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団後方にいたグランドグローリーが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはユーバーレーベンが入った。