パリジャン賞

レース展開

サウンドキングダムが一団を率いる形、そのあとにサイレントブラックが取り付く

サウンドキングダムが端に立ち、後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にサイレントブラックが続く。続いて、アジアジェニファーが3番手の絶好位につける。そのあと、クリティカルヒットは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはゼイトク。その1馬身後ろ、フレッシュルーキーは中団前寄り。グロリアスラインは中団馬群のど真ん中を追走。ベイステート、ハクアイアテナ、ヤマノリッチらは中団後方の位置。後方5番手で折り合い重視で運ぶのはフレンドキングとリュウワンカノア。後方2番手の位置で脚を溜めるのはファーストフォルテ。シンガリにクイーンマートルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パリジャン賞、サイレントブラックが古豪の意地を示す様な力感溢れる走りで勝利を手中に収める

先頭はサウンドキングダムでリードは1馬身。単独の2番手にサイレントブラックが続く。そのすぐ後ろ、アジアジェニファーが3番手。その直後、クリティカルヒットが4番手。1馬身離れて、ゼイトクが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたサイレントブラックが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、3番手の位置から逸出した伸び脚で猛進したアジアジェニファーが続き、2着と2馬身半差の3着には、4番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した1番人気のクリティカルヒットが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた13番人気のゼイトクが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方4番手にいた11番人気のヤマノリッチが食い込んだ。2番人気のベイステートは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。