第27回 マイラーズカップ (G2)

レース展開

エイシンワシントンがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するボディーガード

エイシンワシントンが果敢に端を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にボディーガードが続く。そのすぐ後ろ、シェイクハンドとドージマムテキが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフジノマッケンオー。その1馬身後ろ、ニホンピロプリンスは中団前め。ネーハイジャパンは中団馬群のど真ん中を追走。マチカネジンダイコとトライディードは中団後方の位置。エイシンメンフィスとタイブルースは後方4番手で前の動きを静観。殿にオースミタイクーン、メイショウテゾロ、エルウェーウィンらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイラーズC、ニホンピロプリンスが古豪の地力を顕示する様な迫力のある走りで2つ目の重賞タイトルを手中に収める

先頭はエイシンワシントンでリードは1馬身。2番手にドージマムテキとフジノマッケンオーが続く。そのあと、シェイクハンドとニホンピロプリンスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは2番人気のフジノマッケンオー。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたニホンピロプリンスがきっちりと終いの脚を伸ばしてフジノマッケンオーを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のフジノマッケンオーからクビ差の3着には、逃げ粘ったエイシンワシントンが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたマチカネジンダイコが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいたタイブルースが食い込んだ。1番人気のオースミタイクーンは最後方にいたが前に届かず6着に敗れた。