第53回 DW2011九州ダービー栄城賞 (KJ1)

レース展開

リリーが後続を牽引、2番手を進むカノヤハヤブサ

リリーがハナに立ち、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にカノヤハヤブサが続く。そのすぐ後ろ、エコグランプリが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはリネンハイブリット。その1馬身後ろ、スペシャルドリームは中団やや前。キャンベルは中団馬群の真ん中を追走。コスモノーズアートは中団後方の位置取り。その直後、リバースターリングが8番手。ロイヤルキッスは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはリョウマニッポン。後方2番手の位置でじっとしているのはヒシダイアナ。しんがりにアミフジエンブレムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

DW2011九州ダービー栄城賞、コスモノーズアートが4角で好位集団に並びかけるダイナミックな立ち回りで勝つ！

先頭はリネンハイブリットでリードは1馬身。単独の2番手にコスモノーズアートが続く。そのすぐ後ろ、カノヤハヤブサが3番手。1馬身離れて、スペシャルドリームが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるリネンハイブリット。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたコスモノーズアートが次元の違う末脚を炸裂させてリネンハイブリットを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のリネンハイブリットから4馬身差の3着には、中団の位置から強靭な末脚を繰り出したリョウマニッポンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたリバースターリングが入線した。1番人気のリリーは後方3番手にいたが見せ場なく12着に敗れた。2番人気のヒシダイアナは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。