第38回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

ワイドファラオが一団をリードする展開、半馬身離れた2番手にエアアルマスが取り付く

端に立ったのはワイドファラオ。半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にエアアルマスが続く。その少し後ろ、カフェファラオとヘリオスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはオーヴェルニュとアルクトス。その1馬身後ろ、ワンダーリーデルとヤマニンアンプリメは中団前寄り。スマートダンディーは中団馬群のど真ん中を追走。エアスピネルとレッドルゼルは中団後方の位置取り。ソリストサンダーは後方5番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手でじっくりと運ぶのはサクセスエナジーとインティ。殿にミューチャリーとサンライズノヴァがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、カフェファラオが安定感のある立ち回りでダートマイル王の座を掴み取る

先頭はワイドファラオでリードは半馬身。2番手にエアアルマスが続く。そのあと、カフェファラオが3番手。1馬身離れて、ワンダーリーデル、ヘリオス、オーヴェルニュ、アルクトスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のカフェファラオがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったエアスピネルを3/4馬身振り切りトップでゴールに入った。2着のエアスピネルから1馬身3/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったワンダーリーデルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたレッドルゼルが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、2番手にいたエアアルマスが食い込んだ。2番人気のアルクトスは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって9着に敗れた。