ジュライステークス

レース展開

キングヒーローが集団を先導、2番手の位置にメテオロロジストとダブルスターが取り付く

キングヒーローが単騎で逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にダブルスターとメテオロロジストが並ぶ。その後ろ、トゥザレジェンドが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアメリカンウィナー。少し間隔を置いて、シンゼンレンジャーは中団前目。ヴィクトリースターとクラージュドールは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ベルゲンクライとヴァンヌーヴォーは中団後方の位置。後方5番手で折り合いに専念するのはヴォーグトルネードとアサクサポイント。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはサウンドトゥルー。少し離れたしんがりにナリタポセイドンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジュライS、サウンドトゥルーが後方から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はキングヒーローでリードは半馬身。2番手にダブルスターが続く。その後ろ、ヴァンヌーヴォーが3番手。先行勢から少し離れたところにトゥザレジェンドとメテオロロジストが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、後方2番手にいたサウンドトゥルーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、食い下がるナリタポセイドンを半馬身退けてトップでゴールに入った。2着のナリタポセイドンから3馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切った2番人気のベルゲンクライが入った。そこから1馬身遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたヴォーグトルネードが入線、さらにクビ差の5着には、後方5番手にいたクラージュドールが食い込んだ。1番人気のトゥザレジェンドは先行勢の後ろにいたが失速して11着に敗れた。