区界高原賞

レース展開

ヴァイオレットベガが馬群を率いる展開、2番手の位置にアントウェルペンが続く

ヴァイオレットベガが逃げる形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にアントウェルペンが続く。そのすぐ後ろ、フーラリが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ヴァンシャンテは中団前め。オールザゴーは中団馬群のど真ん中を追走。キタノズーナクアは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはゴールデンギフト。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはヴォルテッラ。最後尾にナムラバンザイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

区界高原賞、キタノズーナクアが破壊力十分の末脚を炸裂させて前の各馬を難なく交わす

先頭はヴァイオレットベガでリードは1馬身。単独の2番手にアントウェルペンが続く。そのあと、フーラリが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはオールザゴー。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたキタノズーナクアが驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団前目の位置から我慢強さが光る走りを見せたオールザゴーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったヴァイオレットベガが入った。1番人気のアントウェルペンは2番手にいたが見せ場なく4着に敗れた。2番人気のフーラリは絶好位にいたが最後一杯になって6着に敗れた。