第33回 ローズステークス (G2)

レース展開

レッツゴードンキが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にシングウィズジョイが続く

レッツゴードンキが単騎で逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にシングウィズジョイが続く。そのあと、プレミオテーラーとメジャーガラメキが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクイーンズリングとティーエスクライ。その1馬身後ろ、テルメディカラカラとライトファンタジアは中団前寄り。レッドカーラとサンクボヌールは中団馬群の真ん中を併走。ペルフィカとディープジュエリーは中団後方の位置。アンドリエッテとトーセンビクトリーは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはレーヌドブリエ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはタッチングスピーチ。少し離れたしんがりにミッキークイーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ローズS、タッチングスピーチが後方からキレのいい差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はレッツゴードンキでリードは1馬身。2番手にシングウィズジョイ、プレミオテーラー、ティーエスクライらが続く。そのあと、クイーンズリングとテルメディカラカラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、後方2番手にいたタッチングスピーチが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた14頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、最後方の位置から矢のような伸びを見せた1番人気のミッキークイーンが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から稲妻の如き末脚を発揮した2番人気のトーセンビクトリーが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、逃げ粘ったレッツゴードンキが入線、さらに1馬身差の5着には、好位にいたクイーンズリングが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはアンドリエッテが入った。