モーリシャス賞

レース展開

アサクサアドリアが隊列をリードする展開、その直後にハートアイビーが取り付く

先手を取ったのはアサクサアドリア。後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にハートアイビーが続く。そのすぐ後ろ、クールディアスとパールシャドウが3番手の好位につける。そのあと、ヴィトンクイーンは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはマルターズクリスとダイワオードリー。その少し後ろ、ブラストルピナスとマヤノマヤは中団前め。デステニーアロー、ラークエンデバー、エオリアンハープ、ジョイチャイルドらは中団後方の位置取り。リキサンキャロルとドリームオーラは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはチョットグルービー。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはプレシャスベイブ。どん尻にニシノサブリナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

モーリシャス賞、パールシャドウがテンの加速力を駆使した好位差しの競馬で初勝利を挙げる

先頭はアサクサアドリアでリードは半馬身。2番手にハートアイビーが続く。そのあと、クールディアスとパールシャドウが3番手。その後ろ、ヴィトンクイーンが5番手。1馬身離れて、マルターズクリスとダイワオードリーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいた1番人気のパールシャドウが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利した。2着には、後方6番手の位置から突出した伸び脚を見せた14番人気のリキサンキャロルが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったマルターズクリスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたマヤノマヤが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたダイワオードリーが食い込み、さらにそこから3馬身半差の6着にはヴィトンクイーンが入った。2番人気のニシノサブリナは最後方にいたがあとひと押しが利かず15着に敗れた。