第71回 セントライト記念 (G2)

レース展開

サンデームーティエが全馬を率いる形、その直後に続くスティッフェリオ

サンデームーティエが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にスティッフェリオが続く。続いて、サトノクロニクルとクリンチャーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアルアイン。その1馬身後ろ、サンシロウとプラチナヴォイスは中団やや前。ミッキースワローとサーレンブラントは中団馬群の真ん中を併走。クレッシェンドラヴとストロングレヴィルは中団後方の位置取り。2馬身以上離れて、ブラックロードは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはローリングタワー。少し空いて、後方2番手の位置でドッシリと構えるのはブラックギムレット。少し離れたしんがりにインペリアルフィズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

セントライト記念、ミッキースワローが中団前目から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はサンデームーティエでリードは半馬身。2番手にスティッフェリオとクリンチャーが続く。そのあと、サトノクロニクルとアルアインが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは1番人気のアルアイン。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のミッキースワローが次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、4番手の位置から鮮やかな伸びを見せた1番人気のアルアインが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、同じく4番手の位置からパワフルな末脚を披露したサトノクロニクルが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたスティッフェリオが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団にいたプラチナヴォイスが食い込んだ。