第10回 娯楽のグランゼーラ杯

レース展開

ハグクミが馬群を率いる形、直後の2番手にエムティキラリが取り付く

ハグクミがハナに立ち、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にエムティキラリが続く。そのすぐ後ろ、マティスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ノースヒビキは中団前寄り。ルールゴールドは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはアリュモモフェイス。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはアーバン。殿にシオジレアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

娯楽のグランゼーラ杯、ルールゴールドが古馬の底力を示す様な堂々たる走りで勝利数を28に伸ばす

先頭はエムティキラリでリードは1馬身。単独の2番手にルールゴールドが続く。そのあと、シオジレアが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたルールゴールドが息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った6番人気のシオジレアをクビ差で封じて勝利を掴んだ。2着のシオジレアから1馬身半差の3着には、途中から先頭に立ったエムティキラリが入った。2番人気のアリュモモフェイスは中団後方にいたが末脚不発で5着に敗れた。