第39回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

サンシャインが後続を牽引、2番手を進むヴィルシーナ

サンシャインが敢然とハナを奪い、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にヴィルシーナが続く。続いて、メイショウマンボが3番手の絶好位につける。その直後、ヌーヴォレコルトとグレイスフラワーは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはキャトルフィーユ。その1馬身後ろ、ホエールキャプチャは中団やや前。ラキシスとレッドリヴェールは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ブランネージュは中団後方の位置。そのあと、フーラブライドが11番手。少し空いて、オメガハートロックが12番手。ショウナンパンドラは後方6番手に待機して前の動きを静観。後方7番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはコウエイオトメ、ディアデラマドレ、スマートレイアーら3頭。後方2番手の位置で悠々と構えるのはサングレアル。少し離れたシンガリにアロマティコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ラキシスが切れ味光る差し脚を繰り出して中距離女王の座に就く

先頭はサンシャインでリードは1馬身。単独の2番手にヴィルシーナが続く。その直後、ヌーヴォレコルトとメイショウマンボが3番手。1馬身離れて、キャトルフィーユとグレイスフラワーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のヌーヴォレコルト。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたラキシスがぐんぐんと終いの脚を伸ばしてヌーヴォレコルトを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のヌーヴォレコルトから1馬身1/4差の3着には、12番手の位置からキレのいい末脚を披露したディアデラマドレが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたフーラブライドが入線、さらにアタマ差の5着には、先行勢の後ろにいたキャトルフィーユが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはショウナンパンドラが入った。2番人気のメイショウマンボは好位にいたが最後一杯になって12着に敗れた。