第129回 目黒記念 (G2)

レース展開

メイショウカドマツが先頭に立つ形、少し差があってグランデスバルが続く

メイショウカドマツが端に立つ形となり、リードを2馬身以上キープしてレースを牽引。単独の2番手にグランデスバルが続く。その直後、トラストワンとニューダイナスティが3番手の好位につける。その後ろ、ファタモルガーナは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはレコンダイト。その1馬身後ろ、トウシンモンステラは中団前め。ヒットザターゲットとステラウインドは中団馬群の真ん中あたりを併走。アドマイヤスピカは中団後方の位置取り。続いて、オーシャンブルーとムスカテールが11番手。タガノグーフォは後方6番手に控えて前方各馬の動きを静観。アンコイルドとマイネルメダリストは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはヴァーゲンザイル。後方2番手の位置で悠然と構えるのはダービーフィズ。殿にサイモントルナーレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ヒットザターゲットが古馬の底力を示す様な堂々たる走りで重賞4勝目をマーク

先頭はメイショウカドマツでリードは体半分。2番手にニューダイナスティが続く。その直後、グランデスバル、トラストワン、ファタモルガーナらが3番手。1馬身離れて、レコンダイト、トウシンモンステラ、ステラウインドらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのはレコンダイト。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたヒットザターゲットが自慢の末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、先行勢の後ろの位置から迫力満点の伸びを見せたレコンダイトが続き、2着と半馬身差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切った1番人気のファタモルガーナが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったメイショウカドマツが入線、さらに2馬身差の5着には、好位にいた15番人気のトラストワンが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には2番人気のダービーフィズが入った。