雲仙特別

レース展開

ラックホーセキが集団を先導、2番手の位置にファンドリモアーとビッグダーバンが取り付く

ラックホーセキが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。2番手にファンドリモアーとビッグダーバンが並ぶ。そのあと、ナッシュビルシチーとランパールシチーが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウイニングヒロオー、ツージャック、タマビッグホープ、コガネセンガンら4頭。メモリームッシュとフジノトップロマンは中団後方の位置。後方9番手でジックリと折り合いに専念するのはベストスキーユー、ツルマルシンゲキ、カノヤウルフ、オーダーメイドら4頭。最後方にスズタカクイーンとトウカイリラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

雲仙特別、タマビッグホープがベテラン馬のプライドを示す様な渾身の走りで制す！

先頭はラックホーセキでリードは1馬身。単独の2番手にナッシュビルシチーが続く。その後ろ、ファンドリモアーが3番手。1馬身離れて、ウイニングヒロオー、ランパールシチー、ツージャック、ビッグダーバン、タマビッグホープらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるラックホーセキ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた2番人気のタマビッグホープが凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、逃げ粘ったラックホーセキが続き、2着と半馬身差の3着には、2番手の位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったナッシュビルシチーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたトウカイリラが入線、さらに2馬身差の5着には、先行勢の後ろにいた17番人気のウイニングヒロオーが食い込み、1番人気に推されたスズタカクイーンは後方4番手からジワリジワリと末脚を伸ばしたそこからハナ差の6着に敗れた。