フサイチクローバー（2005年生、母フサイチディバイン）

フサイチクローバー（2005年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時12歳）と交配したフサイチディバインが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、地方58戦14勝2着10回。2008年の荒炎賞(地方重賞)に勝利した他、2008年のロータスクラウン賞(KJ2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2007年）

12月9日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

3歳（2008年）

1月26日、中6週で迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエーシンモアパワーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジャッカルを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

2月17日、連闘で迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルナチューラを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

5月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピンクタイフーンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマジョノコを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

7月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

8月26日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルクシエラに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月19日、中3週で迎えた12戦目は、オパール特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

12月6日、中6週で迎えた13戦目は、ディセンバー特別（佐賀ダート1800m 雪/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

4歳（2009年）

1月12日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンジンエンムスビを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

2月1日、中2週で迎えた15戦目は、フェブラリー特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（9戦3勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、ダイヤモンド特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エーシンベロシティに半馬身交わされて2着となった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で杉村一樹騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノブルースカイに5馬身の差をつけて優勝

7月30日、中9週で迎えた19戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月17日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月22日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のセキレイ賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月23日、中8週で迎えた23戦目は、彩の国黒豚賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤裕太騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤裕太騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤裕太騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2010年）

1月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤裕太騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のヴィクトワールに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月16日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤裕太騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったアドマイヤバクシンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤裕太騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミステリーゴットに1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

4月12日、中4週で迎えた29戦目は、牝馬限定戦のチドリ賞（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤裕太騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のナムラテルテルに2馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

5月3日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のカルガモ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤裕太騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤裕太騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定戦のカモメ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤裕太騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったハローオンザヒルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中2週で迎えた33戦目は、処暑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤裕太騎手（14戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のゴイサギ賞（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤裕太騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

11月5日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐藤裕太騎手（16戦3勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に終わった。

6歳（2011年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた36戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で佐藤裕太騎手（17戦3勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

5月2日、中9週で迎えた37戦目は、牝馬限定戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で佐藤裕太騎手（18戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったカザリムスビに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1六（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で佐藤裕太騎手（19戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で佐藤裕太騎手（20戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウエイプレアーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月20日、中3週で迎えた40戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は22戦連続で佐藤裕太騎手（21戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のドルフィンスイムを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

8月22日、中4週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で佐藤裕太騎手（22戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクロススピードを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月9日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の重陽特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で佐藤裕太騎手（23戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7歳（2012年）

2月21日、約5か月半の休み明けで迎えた43戦目は、牝馬限定のハンデ戦の越生梅林賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で佐藤裕太騎手（24戦6勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったペルレストラーダにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3月12日、中2週で迎えた44戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のツグミ賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた45戦目は、牝馬限定戦のチドリ賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた46戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、惜春特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた47戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ハピネスハンターに半馬身交わされて2着となった。

6月18日、中3週で迎えた48戦目は、牝馬限定戦のコアジサシ賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（25戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアヴァンタージュを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

7月18日、中3週で迎えた49戦目は、小川町七夕まつり賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤裕太騎手（26戦7勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、モエレアンビシャスに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月23日、中4週で迎えた50戦目は、朝顔特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤裕太騎手（27戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、レノヴァティオトラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月14日、中2週で迎えた51戦目は、秋遅草特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤裕太騎手（28戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のレッドマロンに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月12日、中3週で迎えた52戦目は、ハンデ戦のオパール特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤裕太騎手（29戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8歳（2013年）

2月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた53戦目は、浅春特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤裕太騎手（30戦8勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた54戦目は、ハンデ戦の春光特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤裕太騎手（31戦8勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5月8日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた55戦目は、木佐貫泰佑騎手を鞍上に迎えて、一般B3（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた56戦目は、青嵐特別（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木佐貫泰佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた57戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木佐貫泰佑騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた58戦目は、ハンデ戦の薄暮スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤裕太騎手（32戦8勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。