ペプチドランディー（1998年生、母ニツトーリーダー）

ペプチドランディー（1998年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のファーディナンド（当時15歳）と交配したニツトーリーダーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）日東ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害4戦0勝2着1回、地方12戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2002年のタンポポ特別(一般C3 C4)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、浦河ホース会トレーニングセンターから「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、沼川一彦によって808.5万円で落札された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月28日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

4月1日、中6週で迎えた3戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

4月8日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は小坂忠士騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のシーサイドカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小坂忠士騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月23日、中9週で迎えた12戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゼンロイヤルに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホワイトナイルから1馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月13日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスペースランナーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月8日、中3週で迎えた15戦目は、一般C（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月31日、中6週で迎えた16戦目は、タンポポ特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のディナープリンスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月12日、中1週で迎えた17戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップビクトリアに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

6月1日、中6週で迎えた18戦目は、ベゴニア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキバスマップからハナ差の2着に甘んじた。

6月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったツカサヘッドからアタマ差の2着に甘んじた。

8月17日、中6週で迎えた20戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小坂忠士騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったダイナミックパンチに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月2日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月20日、中2週で迎えた25戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

12月8日、中2週で迎えた26戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2003年）

1月6日、中3週で迎えた27戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。2着となった。

1月26日、中2週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。