クラフトマンシップ（1995年生、母ワーキングガール）

クラフトマンシップ（1995年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチグローリー（当時9歳）と交配したワーキングガールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地53戦5勝2着5回。2000年の函館記念(ハンデG3)に勝利した他、2001年の中山金杯(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（80万×20口）で一口馬主が募集された。

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

12月7日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3歳（1998年）

1月18日、中3週で迎えた3戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

7月4日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木芳之騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた7戦目は、板倉真由子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のメロンチャンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月1日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦1勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のターフジーニアスに1馬身半の差をつけて優勝

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の晩秋特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月19日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（1999年）

1月30日、中5週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の大島特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた14戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月24日、中6週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の富嶽賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミナミノライジンを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6月27日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の八雲特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

8月1日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の洞爺湖特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月9日、中9週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のバプティスタに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

11月14日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のノベンバーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、4着に入った。

11月27日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のキャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

5歳（2000年）

1月30日、中8週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の白嶺ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の内外タイムス杯（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月29日、中7週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したメイショウドトウを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したナオミシャインに半馬身届かず2着となった。

6月19日、中4週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下のジューンステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデG3の七夕賞（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（5戦2勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のオースミタイカンを3/4馬身振り切って重賞ウィナーの称号を手中に収めた。

11月25日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、ハンデG3の京阪杯（京都芝1800m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（6戦3勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の鳴尾記念（阪神芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

6歳（2001年）

1月5日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（7戦3勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したカリスマサンオペラにクビ差届かず2着となった。

4月22日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンのメトロポリタンステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（9戦3勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

7月8日、中7週で迎えた35戦目は、巴賞（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（11戦3勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったロードプラチナムに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（12戦3勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた38戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で勝浦正樹騎手（13戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた39戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

7歳（2002年）

1月5日、中6週で迎えた40戦目は、ハンデG3の中山金杯（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（14戦3勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に敗れた。

4月7日、中8週で迎えた42戦目は、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（15戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月18日、中5週で迎えた43戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小林淳一騎手（10戦1勝）。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月7日、中6週で迎えた44戦目は、巴賞（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（16戦3勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したヒマラヤンブルーを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（17戦3勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた46戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた47戦目は、キャピタルステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（18戦3勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた48戦目は、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（19戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8歳（2003年）

1月5日、中2週で迎えた49戦目は、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（20戦3勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた50戦目は、エイプリルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（21戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた51戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小林淳一騎手（11戦1勝）。17頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた52戦目は、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた53戦目は、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は勝浦正樹騎手（22戦3勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。