ウインパソドブレ（2014年生、母コスモダンスナイト）

ウインパソドブレ（2014年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋スペイン舞踊の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時5歳）と交配したコスモダンスナイトが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C2二。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,700万円（4.25万×400口）で一口馬主が募集された。

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

6月4日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、最後はニホンピロメリーナと並んで5着同着となった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

9月9日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

10月14日、中4週で迎えた5戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパッキーノに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、JA岩手ふるさとはとむぎ杯（水沢ダート1300m 雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着を確保した。

11月26日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ウバトーバンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キリフダに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4歳（2018年）

4月22日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のダンストーンラヴを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原辰徳騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原辰徳騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原辰徳騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパラダイスシップに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月4日、連闘で迎えた17戦目は、ヒルザキツキミソウ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原辰徳騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた18戦目は、フェイジョア賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原辰徳騎手（13戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、スクリーンハッピーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で菅原辰徳騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったキャプテンワイルドにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で菅原辰徳騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C1五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原辰徳騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

5歳（2019年）

1月22日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた22戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月20日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた23戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本雄大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本雄大騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月4日、連闘で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた26戦目は、直哉46周年記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本雄大騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた27戦目は、雨前茶特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本雄大騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本雄大騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月8日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で塚本雄大騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で塚本雄大騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。