ジョーバガボンド（1983年生、母ジョーマドリガル）

ジョーバガボンド（1983年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマグニテユード（当時8歳）と交配したジョーマドリガルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は橋爪松夫。戦績は、中央平地10戦2勝、中央障害21戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の障害5歳以上オープン。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月2日、デビュー戦は4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。鞍上は松永幹夫騎手。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

3月23日、4歳未勝利（阪神ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月6日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月20日、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリネンプリンスに1馬身3/4の差をつけて勝利を挙げた。

5月11日、4歳400万下のあやめ賞（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

5月24日、4歳400万下の露草賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月15日、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月28日、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

10月12日、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

11月23日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリネンハイパワーをクビ差振り切ってトップでゴールインした。

12月20日、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1987年）

1月5日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモターンに7馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

1月18日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 曇）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月7日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月28日、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月4日、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で林満明騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は池添兼雄騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月21日、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添兼雄騎手。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月26日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は出津孝一騎手。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックウエーブに6馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

10月11日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒミノカオリに3馬身の差をつけてトップでゴールインした。

12月20日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイウオリアから3/4馬身差の2着に敗れた。

5歳（1988年）

1月9日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンアピールをハナ差制してトップでゴールへと飛び込んだ。

1月31日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で出津孝一騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンアピールから1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月12日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/不良）に出走。鞍上は中竹和也騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月8日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で中竹和也騎手。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1989年）

1月29日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で中竹和也騎手。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月18日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で中竹和也騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月11日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中竹和也騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月3日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で中竹和也騎手。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月2日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で中竹和也騎手。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。