ウォーターマラガ（1999年生、母ウォーターリライ）

ウォーターマラガ（1999年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のソヴィエトスター（当時15歳）と交配したウォーターリライが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般B15。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月8日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3歳（2002年）

6月30日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

7月17日、中0週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月14日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースフルタイムから1馬身差の2着となった。

12月9日、中3週で迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーカミキに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシャトラーダンサーに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2003年）

1月31日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクトップガンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンコマツに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月18日、中8週で迎えた12戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンデープリティーに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた14戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサブリナルックから2馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（10戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリティガールからアタマ差の2着に甘んじた。

12月31日、連闘で迎えた19戦目は、2003 ファイナル（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で丹羽克輝騎手（12戦5勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

2月27日、中7週で迎えた20戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丹羽克輝騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。