レッドルーナ（2016年生、母エリザベスムーン）

レッドルーナ（2016年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ神話に登場する月の女神。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時17歳）と交配したエリザベスムーンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C1三。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額800万円（2万×400口）で一口馬主が募集された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月12日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

3月10日、中7週で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月18日、中9週で迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて最後はウインカーマインと並んで11着同着となった。

6月29日、中5週で迎えた4戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

8月3日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2019年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月23日、中3週で迎えた8戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（金沢ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったジェミーウェイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るソルカマルを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒロノアンビシャスを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エムテイロードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月18日、連闘で迎えた14戦目は、南天特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったオクラに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

4歳（2020年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、文貴&隼弥誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた16戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた17戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、はるみ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた19戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、ソメイヨシノ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったチェータシカに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のアネモネ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1十（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1十二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスパイホップに2馬身半の差をつけて制した。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のボーナファイディをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の織姫賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた29戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（9戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（10戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（12戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた33戦目は、金なし嫁なしでも競馬を愛するリアル両津杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で堀場裕充騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦のパンパスグラス賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で堀場裕充騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた35戦目は、2020JBCまであと9日（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で堀場裕充騎手（15戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2020年11月24日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。