マイネルアーリー（2015年生、母アーリースプリング）

マイネルアーリー（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋早い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時11歳）と交配したアーリースプリングが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田牧場。主な勝ち鞍は2021年の白富士賞(一般B1三 B2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって3,132万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額3,600万円（36万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

6月18日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

9月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3歳（2018年）

1月28日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月28日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた11戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月29日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた12戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、ラーメンフェス2018@TCK賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ゴールドカラーに交わされて2馬身半差の2着となった。

4歳（2019年）

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた15戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

4月8日、中2週で迎えた17戦目は、TOKYO MEGA ILLUMI賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた21戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマサンホワイトを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月16日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた26戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイーストコーストに約10馬身の大差をつけて優勝

10月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のパイオニアゴールドに1馬身1/4の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月15日、中3週で迎えた28戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のベイズンストリートに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月3日、中2週で迎えた29戦目は、アーバンステージ師走賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた30戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、大井で楽天競馬賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

5歳（2020年）

2月6日、中5週で迎えた31戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ひなぎく賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで難なく抜け出し、最後は2着のグランシュマンに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

2月24日、中2週で迎えた32戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（4戦3勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、ショウナンハドルに交わされて1馬身差の2着となった。

4月8日、中5週で迎えた33戦目は、卯月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったウインアーカイヴスにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中2週で迎えた34戦目は、ナミ賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（6戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた35戦目は、薫風賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた36戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（8戦3勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったフィアットルクスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

7月29日、中4週で迎えた37戦目は、カーネリアン賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（9戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったトーセンエターナルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月7日、中5週で迎えた38戦目は、長月の大井もSPAT4賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田凌騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた39戦目は、秘密結社鷹の爪賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田凌騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のショウブニデルに1馬身3/4の差をつけて6勝目を収める

11月19日、中5週で迎えた40戦目は、ドリームナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田凌騎手（12戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた41戦目は、金盃トライアル（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田凌騎手（13戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

6歳（2021年）

1月22日、中3週で迎えた42戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田凌騎手（14戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた43戦目は、白富士賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で藤田凌騎手（15戦4勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のリコーシーウルフをハナ差振り切って制した。

5月20日、約3か月の休養明けで迎えた44戦目は、エメラルド賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で藤田凌騎手（16戦5勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた45戦目は、ジューン賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤田凌騎手（17戦5勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた46戦目は、ジュライ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で藤田凌騎手（18戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた47戦目は、オーガスト賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で藤田凌騎手（19戦5勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた48戦目は、2018 的場文男騎手勝利数新記録賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（9戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた49戦目は、ハレザ池袋賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江里口裕輝騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のリコーシーウルフに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月31日、中5週で迎えた50戦目は、紅葉賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江里口裕輝騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた51戦目は、スモーキークォーツ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江里口裕輝騎手（12戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、キャノンバローズに半馬身交わされて2着となった。

7歳（2022年）

1月24日、中6週で迎えた52戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江里口裕輝騎手（13戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。

7月25日、約6か月の休み明けで迎えた53戦目は、シーブリーズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（20戦5勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた54戦目は、シューティングスター賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（14戦2勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた55戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、初嵐賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた56戦目は、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は江里口裕輝騎手（15戦2勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

11月17日、中5週で迎えた57戦目は、霜月賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤田凌騎手（21戦5勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、武田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって3,132万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額3,600万円（36万×100口）で一口馬主が募集された。

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

3月14日、デビュー戦は葛山晃平騎手を鞍上に据えて、スマホ投票なら楽天競馬!特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

8歳（2023年）

3月28日、約4か月半の休養明けで迎えた58戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、スプリング特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月9日、中1週で迎えた59戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の金沢競馬移転50周年記念（北國新聞社後援）（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた60戦目は、地方重賞の利家盃（金沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた61戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。