パーフェクトゲーム（1990年生、母ダイナサツシユ）
Perfect Game
1990.05.21
パーフェクトゲーム（1990年5月21日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時11歳）と交配したダイナサツシユが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地24戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の新春賞(900万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 24戦4勝 [4-4-1-15/24]
- 総賞金国内
- 6,565万円
- 生年月日
- 1990年5月21日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- セン
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 小野幸治栗東
- 馬主
- （有）社台レースホース
- 生産者
- 社台ファーム
- 抹消情報
- 中央抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のダイナサツシユは中央平地9戦0勝2着2回。祖母のロイヤルサツシユは海外1戦0勝。曾祖母のSash of Honourは海外5戦2勝。父のリアルシヤダイは海外重賞1勝（仏国芝）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 7*7*7×6*6*6*6 | 8.59% |
| きS | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 5×4 | 9.37% |
| 牡 | Nearco | 6*6×5*5*5 | 12.5% |
| 牡 | Hyperion | 6×5*6 | 6.25% |
| 牡 | Discovery | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Blenheim | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Solario | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Tracery | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | War Relic | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡S | Sardanapale | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Abbots Trace | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Blandford | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Swynford | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Mumtaz Begum | 6*7×5 | 5.46% |
| 牝S | Plucky Liege | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝M | Lady Angela | 4*5 | 9.37% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ロベルト系
- ファミリーナンバー
- 1-t
レース成績
経歴
デビュー前
小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
9月6日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルチマックスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
9月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るセントカイザーを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
9月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。
11月1日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。
3歳（1993年）
8月14日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
9月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河北通騎手（7戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のスズノキセツをハナ差振り切って2勝目を手に入れた。
11月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で河北通騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で河北通騎手（9戦2勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で河北通騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。
4歳（1994年）
1月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上900万下の天神橋特別（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で河北通騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。
1月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の睦月賞（阪神芝2500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で河北通騎手（12戦2勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったヤマニンドリーマーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
2月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の逢山峡特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で河北通騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。
9月11日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から34kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下の基坂特別（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は15戦連続で河北通騎手（14戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館ダート2400m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で河北通騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったタイハスラーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。
10月29日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の布引特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で河北通騎手（16戦2勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤマニンバイタルを3/4馬身振り切って制した。
11月20日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で河北通騎手（17戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で河北通騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったタニノオンパレードにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
5歳（1995年）
1月8日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で河北通騎手（19戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
1月28日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で河北通騎手（20戦3勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
2月11日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の新春賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で河北通騎手（21戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のメジロゴーギャンを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
2月26日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の甲南ステークス（京都芝2400m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は23戦連続で河北通騎手（22戦4勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
3月19日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の御堂筋ステークス（京都芝2200m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は24戦連続で河北通騎手（23戦4勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。