サンエムショウリ（1994年生、母ミスマルシゲ）

サンエムショウリ（1994年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時8歳）と交配したミスマルシゲが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地59戦4勝2着10回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の壬生特別(900万下)。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（1997年）

1月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

2月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、エイシンサニーオーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のパープルランスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

6月8日、中4週で迎えた12戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったアイビートユーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、ビーマイナカヤマに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤井正輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4歳（1998年）

2月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた18戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月15日、中1週で迎えた19戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドラッシュにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月29日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスリーオウインを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4月19日、中2週で迎えた21戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の御影特別（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の鷹ケ峰特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエアカボッションを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月25日、連闘で迎えた27戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

8月9日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったフロムファーストにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上900万下の鞍馬特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小池隆生騎手（7戦1勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上900万下の天王山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小池隆生騎手（8戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小池隆生騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小池隆生騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5歳（1999年）

8月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた36戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は菊地昇吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

6歳（2000年）

4月2日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた38戦目は、5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた39戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下の祇園特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月27日、中2週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の賢島特別（中京芝1200m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（10戦1勝）。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたバーガンディレッド決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた42戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（11戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた43戦目は、5歳以上900万下の皆生特別（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（12戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったユメノセテコウユーにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（13戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上900万下の有明特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入った。

8月27日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の大濠特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（14戦1勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

9月16日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の仲秋特別（阪神芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（15戦1勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた48戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したアイティースワローを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月21日、中1週で迎えた49戦目は、4歳以上900万下の壬生特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（16戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラマイカを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた50戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の桂川ステークス（京都芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したフレンチパッションにクビ差届かず2着となった。

11月26日、中2週で迎えた51戦目は、アンドロメダステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた52戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

7歳（2001年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた53戦目は、4歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

3月18日、中9週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた54戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の桶狭間ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

4月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた55戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた56戦目は、3歳以上1000万下の天王山特別（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた57戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた58戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤井正輝騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスニーカーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた59戦目は、3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

8歳（2002年）

8月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から32kg減らして迎えた60戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、日本ハム特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた61戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、ガーネットスター特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた62戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた63戦目は、ターコイズカップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

9歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた64戦目は、むつき特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。