マウンテンリバー（2000年生、母サンセンジョオー）

マウンテンリバー（2000年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時23歳）と交配したサンセンジョオーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、地方40戦12勝2着9回。2003年のエーデルささゆり特別(アラ系3歳以上B1)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松浦正勝厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

11月6日、デビュー戦は松浦聡志騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳F4（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチーフタイガーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月23日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンキュウローレルに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビスターエンジェルに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は松浦聡志騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビスターエンジェルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は赤木高太郎騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエガオデイコーに7馬身の差をつけて3勝目を収める

4月10日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスタイルマイウエーを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノボルブラットをクビ差振り切って4勝目を手中に収めた。

5月29日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキオライデンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンシュガーに5馬身の差をつけて制した。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテンリジャンプを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

7月30日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビミョウに5馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（9戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーエイローザに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サイクルヒットに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた18戦目は、エーデルささゆり特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤木高太郎騎手（11戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るビクトリービュティを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月14日、中3週で迎えた19戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサイクルヒットをクビ差振り切って10勝目を達成した。

11月11日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（12戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキフネジーマーに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月4日、中2週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（13戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（14戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマッピーウェーブを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を12に伸ばす

4歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（15戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた25戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーディオスを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中3週で迎えた27戦目は、オーシャン・オブ・ファイヤー・カップ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッピーウェーブを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で谷川真生騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコーディオスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で谷川真生騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッピーウェーブを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のアラ系3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷川真生騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた31戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定戦のサマークイーン賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は谷川真生騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた34戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、秋風特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた35戦目は、千里浜特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、後続との差を5馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月17日、中1週で迎えた36戦目は、秋涼特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた37戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、能登路特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

12月19日、中4週で迎えた38戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、サンタクロース特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2005年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、エープリル特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた40戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。