ユウコウエース（2002年生、母プリンセスユウコウ）

ユウコウエース（2002年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時9歳）と交配したプリンセスユウコウが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、地方69戦7勝2着5回。2005年の内外タイムス盃(牝)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川啓一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

渋谷信隆厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

7月30日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月23日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月25日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のブラックゾーンワンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月22日、連闘で迎えた8戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳オープンのユングフラウ賞（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石井勝男騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコールアウトを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を手にした。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で石井勝男騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスエムカーベーをクビ差振り切って優勝

6月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若竹特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったシャンハイノシマに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦のアストレイア賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のベガ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞（水沢ダート1900m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

9月26日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、見沼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

11月28日、中5週で迎えた19戦目は、入間川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた20戦目は、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4歳（2006年）

11月2日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた21戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、競馬総合チャンネル賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般B3四（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた24戦目は、宝船特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた26戦目は、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた27戦目は、しらこばと賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた28戦目は、小田原城特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた29戦目は、春暁特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、花まつり特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で増田充宏騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた31戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、花衣特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るザママーベラスを上がり2位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月26日、中1週で迎えた32戦目は、チューリップ特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた33戦目は、ペガサス特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた34戦目は、金錯銘鉄剣賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

6月11日、中1週で迎えた35戦目は、ギャラクシー特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月22日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた36戦目は、あじさい特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は藤江渉騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた37戦目は、盛夏特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた38戦目は、シーブリーズ特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず最後はクラウンブロッサムと並んで11着同着となった。

8月7日、中1週で迎えた39戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた40戦目は、星月夜特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた41戦目は、赤富士特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた42戦目は、穂波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したジルディーディーを差し切れず、6馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた43戦目は、爽秋特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（11戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月9日、中3週で迎えた44戦目は、ファイナルナイト特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた45戦目は、カトレア賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた46戦目は、グッドラック特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（14戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6歳（2008年）

1月4日、中1週で迎えた47戦目は、初詣特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で藤江渉騎手（15戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のツインイーグルをアタマ差振り切って5勝目を手に入れた。

1月23日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた48戦目は、ハンデ戦の宝登山特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で藤江渉騎手（16戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月30日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた49戦目は、猛虎特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で藤江渉騎手（17戦2勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ティーケーニケに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた50戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤江渉騎手（18戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた51戦目は、風祭スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で藤江渉騎手（19戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた52戦目は、ハンデ戦の桜草特別（浦和ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で藤江渉騎手（20戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた53戦目は、イースター特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は増田充宏騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた54戦目は、ハンデ戦のエメラルド賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（21戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた55戦目は、ペガサス特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（22戦2勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた56戦目は、夕焼けスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（23戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた57戦目は、ムーンストーンスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（24戦2勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた58戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（25戦2勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた59戦目は、薄暮スプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（26戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた60戦目は、藤沢宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（27戦2勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた61戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（28戦2勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた62戦目は、保土ヶ谷宿特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた63戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、爽秋特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた64戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のオパール特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

10月22日、連闘で迎えた65戦目は、関宿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月3日、中1週で迎えた66戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のニチリンサンカをクビ差振り切って制した。

11月20日、中1週で迎えた67戦目は、牝馬限定戦の手児奈特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デザートレジーナに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月12日、中2週で迎えた68戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一陽特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したウツミランカスターを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

12月17日、連闘で迎えた69戦目は、ハッピーエンド特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のフレンチウォリアーをクビ差振り切って雨中の混戦を制した。