ウォータープリック（1997年生、母ウォーターリブ）
Water Prick
1997.04.04
ウォータープリック（1997年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時9歳）と交配したウォーターリブが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方48戦8勝2着10回。主な勝ち鞍は2001年のすいれん特別(一般B)。
経歴
デビュー前
田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2000年）
7月15日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。
8月26日、中3週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
9月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。
4歳（2001年）
1月16日、中8週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた9戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングパレオから2馬身差の2着となった。
1月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピークレーンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスアサヒに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月22日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーイーグルからアタマ差の2着に甘んじた。
3月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月26日、中1週で迎えた14戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョースウィンガーから半馬身差の2着に敗北した。
4月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンタママに1馬身半の差をつけて優勝
5月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジダナに3/4馬身の差をつけて5勝目をマークした。
5月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミヒストから1馬身半差の2着に敗北した。
6月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチリュウクンから半馬身差の2着に敗北した。
6月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で児島真二騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月30日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で児島真二騎手（11戦5勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイマスターに1馬身の差をつけて6勝目を手にした。
8月20日、中2週で迎えた21戦目は、すいれん特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で児島真二騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイマスターをクビ差制して制した。
10月3日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、おみなえし特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で児島真二騎手（13戦7勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月10日、連闘で迎えた23戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で児島真二騎手（14戦7勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグットスピードから3馬身差の2着となった。
10月23日、中1週で迎えた24戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で児島真二騎手（15戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンライフから1馬身差の2着に敗北した。
11月26日、中4週で迎えた25戦目は、一般A4 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で児島真二騎手（16戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で児島真二騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハニーエスカーダに1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。
5歳（2002年）
1月18日、中4週で迎えた27戦目は、黒松特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で児島真二騎手（18戦8勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月5日、中2週で迎えた28戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で児島真二騎手（19戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた29戦目は、名古屋チャレンジカップ ヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で児島真二騎手（20戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた30戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で児島真二騎手（21戦8勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、やまゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた32戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、ベゴニア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月17日、中6週で迎えた33戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月1日、中1週で迎えた34戦目は、秋明菊特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（22戦8勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月22日、中2週で迎えた35戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（23戦8勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた36戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月3日、中1週で迎えた37戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイティブクラウンから2馬身差の2着となった。
12月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（24戦8勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月25日、中1週で迎えた39戦目は、サンタクロース特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（25戦8勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミノミキオーから2馬身半差の2着となった。
6歳（2003年）
1月15日、中2週で迎えた40戦目は、名古屋チャレンジカップ ミネルヴァ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月27日、中1週で迎えた41戦目は、水仙特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月25日、中3週で迎えた42戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月14日、中1週で迎えた43戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（26戦8勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた44戦目は、もくれん特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宇佐美亨騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月11日、中1週で迎えた45戦目は、こでまり特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月18日、連闘で迎えた46戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月13日、中3週で迎えた47戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップ マーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた48戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は児島真二騎手（27戦8勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6月13日、中2週で迎えた49戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（28戦8勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月20日、連闘で迎えた50戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（29戦8勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（30戦8勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったペアータッチから1馬身半差の2着となった。
7月21日、中1週で迎えた52戦目は、キリンビール クラシック杯（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月26日、中4週で迎えた53戦目は、百日紅特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は児島真二騎手（31戦8勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた54戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（32戦8勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた55戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（33戦8勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月12日、中2週で迎えた56戦目は、ミルクカップ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。