エムアイルシェル（2006年生、母レヴェランス）

経歴

デビュー前

2歳のとき、白井牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって420万円で落札された。

2歳（2008年）

7月20日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は485kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月20日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳C1一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリュウノキャッスルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた6戦目は、2歳C1二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、2歳C1（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3歳（2009年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた9戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンダーゴールドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモジャックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月8日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモジャックを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中6週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、シープラザ釜石レース（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスズカスタイルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン15（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントワグナーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

10月19日、中2週で迎えた17戦目は、一般B2十一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイレントヘネシーを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B2九（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた19戦目は、JA岩手ふるさと奥州牛杯（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のコンゴウザハリアーを半馬身振り切って制した。

12月7日、中1週で迎えた20戦目は、錦秋湖賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、農と輝の大地八幡平市レース（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、大崎市三本木菜の花まつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツキミデイッパイを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた25戦目は、後三年の合戦レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた26戦目は、イーバンクから楽天銀行賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた27戦目は、外山節全国大会レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

5月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、遠野物語しし踊りレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、寅年釜石虎舞レース（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったサイレントヘネシーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、土沢七夕まつりレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したトウショウグローズにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、サンドクラフトinみたねレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のジョッキーポルカに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月25日、中1週で迎えた32戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2二（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のロスチャイルドキーに5馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

8月23日、中1週で迎えた34戦目は、オーガストカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るサクラカムイオーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

9月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハルサンヒコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて制した。

9月20日、中1週で迎えた36戦目は、セプテンバーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた37戦目は、二戸トリコロールフェスタレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスクリームイーグルに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2011年）

5月16日、約7か月半の休養明けで迎えた38戦目は、がんばろう釜石（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた39戦目は、乳頭山レース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南郷家全騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

7月11日、中5週で迎えた40戦目は、盛岡さんさ踊りレース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で南郷家全騎手（8戦4勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた41戦目は、宮古浄土ヶ浜レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で南郷家全騎手（9戦4勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた42戦目は、一般B1一（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で南郷家全騎手（10戦4勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。