スイートランラン（1998年生、母エーピースイート）

スイートランラン（1998年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したエーピースイートが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、地方28戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の大河内グリーンカップ(B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、冨沢敦子によって315万円で落札された。

緒方勝厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2000年）

6月16日、デビュー戦は小林克己騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月10日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林克己騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3歳（2001年）

7月18日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林克己騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林克己騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルウェーキラリから4馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林克己騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた8戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のホウユウラバーズに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラームアラモードをアタマ差制して2勝目をマークした。

4歳（2002年）

6月12日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミスターミカヅキを3/4馬身振り切って3勝目を掴み取った。

8月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林克己騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロゲイルを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

9月4日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林克己騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアロークインシーに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

9月18日、中1週で迎えた16戦目は、川西源氏特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林克己騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトップファンタジーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のツルミコンコルドを3/4馬身振り切って制した。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、大河内グリーンカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスリップストリームを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、もちの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、椎堂特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2003年）

7月17日、約7か月の休み明けで迎えた22戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小牧太騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月16日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、3歳以上A3-2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に終わった。

10月13日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた25戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月23日、中0週で迎えた26戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、日本盛カップ（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、滝野温泉「ぽかぽ」特別（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたオースミハード決め手に屈して半馬身差の2着となった。