ジェラシックキセキ（1998年生、母ミーティングアジョーンド）

ジェラシックキセキ（1998年4月24日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時6歳）と交配したミーティングアジョーンドが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、地方47戦11勝2着8回。主な勝ち鞍は2004年のフレンドリーステッキ特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

宮下貴明厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2001年）

10月15日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は499kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るマロンテーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコンバットダイヤに2馬身の差をつけて制した。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のセレネービコーに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したタヤスリョンリョンを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、’02船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラカチドキを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

2月5日、中4週で迎えた6戦目は、一般C1四（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェアリーシーンに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレイジングブルを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた8戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手（6戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、花吹雪特別（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスピードアークを半馬身振り切って6勝目をマークした。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の若葉特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月12日、中4週で迎えた11戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したダイカツシンゲキを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、約4か月の休養明けで迎えた12戦目は、オクトーバー特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた13戦目は、百合丘特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、霜月特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月3日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、間瀬湖特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したパラダイスタイガーに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2003年）

1月21日、中4週で迎えた17戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた18戦目は、フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた19戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田部和広騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、伸びてきたワタリオーロラ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月21日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の早春特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田部和広騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

4月10日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた21戦目は、卯月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田部和広騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた22戦目は、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田部和広騎手（7戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた23戦目は、ファンシーホイップ特別（船橋ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で田部和広騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた24戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1700m 雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、野火止特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた26戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエフテージェニーに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

12月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブリータキオンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って優勝

6歳（2004年）

1月14日、中2週で迎えた30戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトミケンマイルズを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って9勝目を奪取した。

2月6日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の如月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノムラテンメイに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月19日、中1週で迎えた32戦目は、梅見月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったベルモントソレイユに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中4週で迎えた33戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 小雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦のエイプリル特別（船橋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したプルザトリガーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の薫風特別（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた37戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のジューン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月19日、中4週で迎えた38戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月18日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のノベンバー特別（船橋ダート1800m 小雨/重）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の冬日和特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の千葉テレビ放送盃（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は的場文男騎手（6戦3勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた43戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた44戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、ハンデ戦の弥生特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のツインズジョーカーをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月14日、中5週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた46戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の卯月特別（浦和ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したエスプリシルバーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた47戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。