マイネルサクシード（1999年生、母アラサンエーコー）

マイネルサクシード（1999年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のナリタタイシン（当時9歳）と交配したアラサンエーコーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方35戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月23日、デビュー戦はB.ドイル騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でB.ドイル騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた4戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、佐藤年毅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

6月29日、中1週で迎えた9戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

7月20日、中2週で迎えた10戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のオネットームをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

4歳（2003年）

2月27日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、フェブラリースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた14戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた15戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

6月28日、中8週で迎えた16戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた17戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた22戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、かんなづき賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた25戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、北山崎特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月13日、中5週で迎えた31戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、節分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノブシテイオウから1馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた32戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったローランカテドナルから3馬身差の2着に敗北した。

3月13日、中1週で迎えた33戦目は、春分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（10戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャチから4馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた36戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、田沢湖特別（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリアルプスからクビ差の2着となった。

6月12日、中2週で迎えた37戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーヴィゴールに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月28日、中1週で迎えた38戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた39戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のウィザードボーイをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

8月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒーローブライアンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月16日、連闘で迎えた42戦目は、パストラルバーデンカップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼヲキッテに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた46戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、御所湖特別（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた48戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦2勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2005年）

1月2日、連闘で迎えた49戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。