カイジンアジュディ（2007年生、母イマリダ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口修二から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、山口修二から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって315万円で落札された。

2歳（2009年）

11月17日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカガノミヤビを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユキノハナに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタック戦（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月25日、中0週で迎えた4戦目は、2歳（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユメノチカラに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2010年）

5月5日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の楽天銀行商号変更記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、アリーナヒロインにハナ差交わされて2着となった。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンクスフウアに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の能登琴ヶ浜特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、イチエイオウジに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月3日、中6週で迎えた9戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のハヤテカムイオーをアタマ差振り切って優勝

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀白山賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のマーベラスキングをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

9月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（10戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて抜け出し、最後は2着のスパイシーターボに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の秋の千枚田特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（11戦4勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた15戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（12戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のマツノグーセンに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2011年）

4月26日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、東日本大震災復興支援復興を応援します釜石（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた17戦目は、復興を応援します多賀城市（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、クィーングラスにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（15戦5勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた19戦目は、名物食べて復興支援わんこそば（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（16戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

8月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の一般C1七 C2三（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた23戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、アドビシステムズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた26戦目は、きせかえカレンダー杯（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、クリスマスローズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。