ヒロタイム（1986年生、母ゴールドリキエ）

ヒロタイム（1986年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタイムライン（当時17歳）と交配したゴールドリキエが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は今井牧場。戦績は、中央平地69戦10勝2着8回。1991年、1992年とセイユウ記念(重賞)を連覇した他、1988年のアラブ3歳ステークス(アラ系3歳オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

6月18日、デビュー戦は吉沢宗一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミナモトホマレに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中3週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳300万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉沢宗一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したツキノヨシツネを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月18日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳オープン（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤマショウフジに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイユウファイターを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月12日、中5週で迎えた7戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

3歳（1989年）

2月11日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、3歳オープンのシュンエイ記念（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた10戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（中京芝1200m 曇/良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉沢宗一騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上オープン（東京ダート1600m 曇/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたチャンピオンミナミ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は蓑田早人騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、札幌アラブステークス（札幌ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月7日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、保原ステークス（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（9戦2勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた19戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のフクセンヒカリを半馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

4歳（1990年）

1月13日、中3週で迎えた21戦目は、銀杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

1月28日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた26戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトキノリバティーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月28日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は吉沢宗一騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月6日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた28戦目は、保原ステークス（福島ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月3日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上オープン（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（13戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（14戦2勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた31戦目は、アラブ大賞典（中京芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（10戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた33戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、銀杯（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（12戦1勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルールユウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月6日、中6週で迎えた36戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサシオギに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月11日、中4週で迎えた37戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月15日、中4週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（13戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた39戦目は、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（14戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のライトセカンドを3/4馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を果たした。

12月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6歳（1992年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた41戦目は、銀杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたモッカンセンプウ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中2週で迎えた42戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた43戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（16戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキンセンサカエを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月15日、中2週で迎えた45戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた46戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は土谷智紀騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（15戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（16戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のキンセンサカエをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

6月20日、中4週で迎えた49戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた50戦目は、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリンパレードに6馬身の差をつけて連覇達成

12月20日、約5か月の休養明けで迎えた51戦目は、アラ系4歳以上オープン（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7歳（1993年）

1月9日、中2週で迎えた52戦目は、銀杯（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は柴田政人騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた53戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は蓑田早人騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた54戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（20戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月27日、連闘で迎えた55戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた56戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（21戦2勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた57戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリバーヒーローに3馬身半の差をつけて9勝目をマークした。

6月19日、中9週で迎えた58戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた59戦目は、重賞のセイユウ記念（札幌ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は柴田政人騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8歳（1994年）

1月8日、約6か月の休養明けで迎えた60戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったブンブクヒリュウに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

1月15日、連闘で迎えた61戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた62戦目は、成島正規騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1000m 雪/稍重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた63戦目は、アラ系4歳以上オープン（小倉ダート1700m 曇/重）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた64戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（小倉芝1800m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた65戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた66戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は土谷智紀騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマッケンドリームをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

4月30日、中2週で迎えた67戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた68戦目は、アラ系4歳以上オープン（新潟ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したスマイルランナーにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月11日、中3週で迎えた69戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。