ライフタテヤマ（1982年生、母チエリータテヤマ）

ライフタテヤマ（1982年4月22日）は、日本の競走馬、種牡馬。1986年にJRA賞最優秀ダートホースを受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のハイセイコー（当時12歳）と交配したチエリータテヤマが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、中央平地15戦8勝2着3回。1986年のウインターステークス(G3)に勝利した他、1986年の札幌記念(ハンデG3)を制するなど、重賞3勝を挙げた。

経歴

1歳（1984年）

9月9日、12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロビッキーから5馬身差の2着となった。

9月23日、7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロングリュウに7馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

10月27日、11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月18日、9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキカネールから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月8日、9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンバトルに4馬身の差をつけて勝利を決めた。

12月16日、13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハードワーカーに1馬身3/4の差をつけて勝利を物にした。

2歳（1985年）

1月13日、16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセントシーザーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1986年）

3月30日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗田伸一騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は猿橋重利騎手。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月29日、ハンデG3の札幌記念（札幌ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のペシャワールに5馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

7月20日、ハンデ戦でオープンのタイムス杯（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のペシャワールに3馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

9月14日、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で猿橋重利騎手。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したドウカンヤシマにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月26日、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で猿橋重利騎手。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月7日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で猿橋重利騎手。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のフェートノーザンに2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

5歳（1987年）

6月14日、札幌日経賞（札幌ダート1800m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で猿橋重利騎手。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルベットグローブを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利した。