マヤノサラバンド（2006年生、母マヤノマーガレット）

マヤノサラバンド（2006年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋３拍子の荘重な舞曲（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時14歳）と交配したマヤノマーガレットが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方39戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月15日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は380kg。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず16着に終わった。

5月17日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

6月19日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノサブリナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドソルジャーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったフジノクロスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月3日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウストに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で阪野学騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナムラアマランスを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を手にした。

9月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阪野学騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で阪野学騎手（7戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で阪野学騎手（8戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阪野学騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウイニングドラゴンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で阪野学騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったラーマブルーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月25日、連闘で迎えた14戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で阪野学騎手（11戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るケボニトを鮮烈な末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。

12月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で阪野学騎手（12戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のスマートシェリーを半馬身振り切って6勝目を収める

12月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で阪野学騎手（13戦6勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で阪野学騎手（14戦6勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったウルトラマリンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で阪野学騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、ばら祭シリーズメヌエット（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた25戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ五戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた26戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携円福寺シリーズ九戦（福山ダート1130m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた27戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、めざせレコード疾風チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた28戦目は、福山・高知連携魚屋万蔵宅シリーズ九戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ四戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた30戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ十戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月12日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、福山・高知連携勝海舟シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般B6（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、福山・高知競馬連携騎手交流第二十戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた39戦目は、福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ四戦（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた41戦目は、一般C1（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。