オーミロビンソン（1999年生、母フェードロリエ）

オーミロビンソン（1999年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエルハーブ（当時8歳）と交配したフェードロリエが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着1回、地方35戦11勝2着8回。2004年の東海ゴールドカップ(ハンデ地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼牧場から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、岩崎僖澄によって745.5万円で落札された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月3日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

3歳（2002年）

4月23日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳戦の牡丹賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月3日、中9週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月13日、中0週で迎えた5戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったスターキングマンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

10月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったライデンビクトリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中3週で迎えた7戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサツキブライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中4週で迎えた8戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、一般C1（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したミスタースキャンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた10戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオグリチャンスに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた12戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホクトハイタッチに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったノースシェーバーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月13日、連闘で迎えた14戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンブリットに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4月4日、中2週で迎えた15戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B5-8（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムアラシから1馬身差の2着となった。

4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースフルタイムから1馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るボストンフミオーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月2日、中1週で迎えた19戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（8戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライトゼファーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったフジノタイコウに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスギノコジローに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月2日、中2週で迎えた24戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（13戦6勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

10月2日、中3週で迎えた25戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のマルタカリボンを3/4馬身振り切って7勝目を収める

10月15日、中1週で迎えた26戦目は、白菊特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアンジュエルに2馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、白川郷特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた29戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（16戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた30戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月15日、中1週で迎えた31戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（17戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバハムートを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて9勝目を収める

2月3日、中2週で迎えた32戦目は、カトレア短距離特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた33戦目は、初花月特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（18戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた34戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた35戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた36戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロングランナーにクビ差交わされて2着となった。

9月12日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた39戦目は、揖保川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイルドゥボーテに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月10日、中2週で迎えた40戦目は、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドカミカゼに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月4日、中2週で迎えた41戦目は、G.ボス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2004ゴールデンスパートロフィー（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた42戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6歳（2005年）

5月29日、約5か月半の休養明けで迎えた43戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦2勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた44戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（6戦2勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

7月10日、中1週で迎えた46戦目は、3歳以上1000万下の三木特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のダンシングオンをクビ差振り切って勝利数を12に伸ばす

7月30日、中2週で迎えた47戦目は、3歳以上1000万下の九州スポーツ杯（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

12月4日、約4か月の休養明けで迎えた48戦目は、M.キネーン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2005ゴールデンブーツトロフィー（阪神芝2000m 雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。