コウユーシンデレラ（2007年生、母スナークバンダム）

コウユーシンデレラ（2007年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋シンデレラ」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時10歳）と交配したスナークバンダムが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方22戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は2010年の一般C27。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月24日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金華山賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のゲンパチドリームに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、白川郷特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、トップスマイルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったミノリナデシコに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月1日、中0週で迎えた9戦目は、一般C23（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったアビオニクスを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプリティエンジェルをクビ差振り切って2勝目を獲得した。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、橘特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったスタートップレディに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中3週で迎えた15戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコパノハニヤマヒメに3馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

7月1日、中4週で迎えた16戦目は、焼岳特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、コパノハニヤマヒメにクビ差交わされて2着となった。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、へっぽこレフティー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ダイゴゴダイに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月28日、中0週で迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったスプリングベリーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、連闘で迎えた19戦目は、郡上特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、キャンドルホルダーに交わされて1馬身差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C9 12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、エーシンシャウラに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で湯前良人騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチョウヒロインを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、白川郷特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で湯前良人騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた23戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で湯前良人騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。