ヒガシノサンサン（1994年生、母セントラルレデイー）

ヒガシノサンサン（1994年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローマンプリンス（当時13歳）と交配したセントラルレデイーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。戦績は、地方20戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の錦秋賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

1月26日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトクラリオンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月14日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のビゼンタイホウに1馬身半の差をつけて制した。

3月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクノトミーからクビ差の2着に甘んじた。

8月21日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーロドリゴに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

8月26日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウシーザーから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1六（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーブライトに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月28日、連闘で迎えた7戦目は、C.ブラック騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアルジェフォンテンに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月20日、中2週で迎えた8戦目は、はやぶさ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた10戦目は、シクラメン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカリチャンからクビ差の2着に惜敗した。

4歳（1998年）

6月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、一般B3四（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のタッチアンドブルーに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

6月21日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のサンデーナイト賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた14戦目は、ジューン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったエイコーブルボンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1999年）

1月29日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、ハンデ戦のガーネット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（11戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の立春特別（船橋ダート1700m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、伸びてきたミスタートップラン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月9日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた17戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、錦秋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンコウタイセツをアタマ差振り切って久しぶりの一戦を制した。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハセノワンダーを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って8勝目をゲットした。

6歳（2000年）

2月29日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、早春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したロイヤルブリッジを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月17日、約8か月半の休み明けで迎えた20戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。