カクテルフォンテン（2010年生、母カクテルガール）

カクテルフォンテン（2010年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時9歳）と交配したカクテルガールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井弘幸。戦績は、地方33戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年のポイント還元・楽天競馬(一般C1)。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2013年）

12月9日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、一般C29（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた2戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C30（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオグリサンキューに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、めいほう杯（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のリュクスボヌールに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

2月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、C級チャンピオン特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のリュクスエンブレムを3/4馬身振り切って制した。

4月10日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したデザートフラワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ナイスバデーに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキョウワミラージュに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

7月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月28日、中0週で迎えた14戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイエスウイウィルに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月28日、中3週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンラッシャーに2馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた16戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアイアムイシュタルに1馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

10月16日、中2週で迎えた17戦目は、ポイント還元・楽天競馬（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルマドンナに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、菊人形賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエコグランプリに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月25日、中3週で迎えた19戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったエンタープライズにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（13戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

5歳（2015年）

1月8日、中3週で迎えた21戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（14戦7勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月30日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた23戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月19日、中4週で迎えた24戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた25戦目は、霧ヶ峰賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（15戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた26戦目は、ベゴニア賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（16戦7勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイアムイシュタルに3馬身の差をつけて優勝

8月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（17戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（18戦8勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のセイカクロノスに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月16日、中1週で迎えた29戦目は、セプテンバー特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（19戦9勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた30戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（20戦9勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたリックダンサー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（21戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（22戦9勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた33戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で筒井勇介騎手（23戦9勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。