マイネルストラウス（2006年生、母インデポジット）

マイネルストラウス（2006年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時15歳）と交配したインデポジットが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の加賀藩家老加賀八家特別(一般B2一)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、林孝輝から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって682.5万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月25日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

8月2日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

10月25日、中5週で迎えた6戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオーネドーロに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月22日、中3週で迎えた7戦目は、一般C4-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクィーングラスに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月8日、中1週で迎えた8戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベニバナソングを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチュラヌウジに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、シクラメン賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヒルノカンクンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月3日、連闘で迎えた12戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はウインロックオンと並んで1着同着となった。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のイッチョウイッタンに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月13日、中5週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、千里浜特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のチュラヌウジに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサイレントボスに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のユキノエレガンスに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月8日、中3週で迎えた17戦目は、大樋焼特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダンチョウに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月13日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、加賀藩家老加賀八家特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のクロスグランマに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、テンエイファルコンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた21戦目は、黒島天領祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。