ニホンカイプリウス（1996年生、母ニホンカイローレル）

ニホンカイプリウス（1996年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時21歳）と交配したニホンカイローレルが11歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、地方37戦26勝2着7回。2000年の益田競馬招待ガーネット特別(アラ系一般)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石牧場から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、島根県益田市馬主会によって735万円で落札された。

大賀繁春厩舎（益田）へ入厩。

2歳（1998年）

10月11日、デビュー戦は位上良彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（益田ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は487kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナナライトから半馬身差の2着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（益田ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で位上良彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインセンプーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で位上良彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨリキリに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般D（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で位上良彦騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカミサママンションをハナ差制して勝利をモノにする

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般D（益田ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカサチフクに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月6日、連闘で迎えた6戦目は、松ヶ丘特別（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は位上良彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイリッチに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般D（益田ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で位上良彦騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月26日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のすいせん特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で位上良彦騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに3馬身の差をつけて6勝目を手にした。

3歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で位上良彦騎手（7戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツヤマオーカンをハナ差制して7勝目をつかんだ。

1月15日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系一般B C（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサチエノグロリーに半馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

3月14日、中7週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の八本松特別（益田ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマランサーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサルノロマンから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミセイコーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月25日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジャエンワンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、中0週で迎えた15戦目は、3歳戦のさつき特別（益田ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（6戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月23日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の白砂特別（益田ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖野耕二騎手（7戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマオーに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の瀬戸内賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で沖野耕二騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた18戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で沖野耕二騎手（9戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアグネスグロリーに8馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月10日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の白砂特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で沖野耕二騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオークイーンから2馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のオパール特別（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で沖野耕二騎手（11戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

11月14日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦の中津競馬招待特別（益田ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で沖野耕二騎手（12戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングエイコーに8馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

12月5日、中2週で迎えた22戦目は、3歳ハンデ戦の益田大賞典（益田ダート1800m 曇/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で沖野耕二騎手（13戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに2馬身の差をつけて優勝

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で沖野耕二騎手（14戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマイチタモンテンに約12馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2000年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の日本海特別（益田ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で沖野耕二騎手（15戦12勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月16日、中1週で迎えた25戦目は、宮本彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の黒松特別（益田ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のジャエンワンに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月13日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、益田競馬招待ガーネット特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（16戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフツロサンサンに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月5日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた27戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（17戦14勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

5月6日、中8週で迎えた28戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は宮本彰騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマゼランボーイに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月25日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は沖野耕二騎手（18戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャプテンシーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（19戦14勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルヒロに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦の黒松特別（益田ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（20戦15勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスファイターに3馬身の差をつけて勝利数を24に伸ばす

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の日本海特別（益田ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（21戦16勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったノアから2馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（22戦16勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナノリボンに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2001年）

1月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（23戦17勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモナクロマンから3馬身差の2着に敗れた。

9月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた35戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖野耕二騎手（24戦17勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペラントタカシに1馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

10月13日、中2週で迎えた36戦目は、越智誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦のアラ系一般A（益田ダート1350m 雨/重）に出走。鞍上は宮本彰騎手（2戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンマスクから3/4馬身差の2着となった。